Academic Research on Donations Academic Research on Donations

寄付研究センターにより運用されている"Academic Research on Donations"は
国内における寄付研究による推進と、その発表機会の創出を行う活動の公式メディアです。

  • 世界と東アジア地域におけるフィランソロピーの現状
    TAKAYUKI YOSHIOKA

    岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム准教授

    吉岡 貴之

    TAKAYUKI YOSHIOKA

    世界と東アジア地域におけるフィランソロピーの現状

    1.はじめに 出典:The 2022 GPEI Report, pp.8-9 より引用  インディアナ大学フィランソロピースクール(Indiana University Lilly Family School of Philanthropy)では、ハドソン研究所(Hudson Institute)が行っていた世界のフィランソロピーの状況を把握する研究プロジェクト(Philanthropic Fre

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  • 市民フィランソロピーの新たな潮流:ギビングサークルという考え方
    SHINJI HOSOMI

    活水女子大学国際文化学部教授

    細海 真二

    SHINJI HOSOMI

    市民フィランソロピーの新たな潮流:ギビングサークルという考え方

     NPOを資金面で支える新たなサポーターとして、北米やアジアでギビングサークルが注目されている。ギビングサークルは少額の資金を持ち合い、ファンドを形成しプロジェクトに助成する持続性をもつサークル活動である。一部の富裕層だけではなく、一般市民が参加しサークル活動を通してNPOのスポンサーとなるもので、市民フィランソロピーの実践である。ギビングサークルの組成が市民の連帯意識を主体化させる役割を担うこと

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  • ソーシャルマーケティングと寄付行動
    YOKO URYUHARA

    同志社大学商学部教授

    瓜生原 葉子

    YOKO URYUHARA

    ソーシャルマーケティングと寄付行動

    1.はじめに  筆者の研究の原点は,33年前,海外で臓器移植を受けた男児のお父様との出会いである。日本の移植医療技術は最高レベルであるが,臓器提供が少ない[1]という深刻な社会問題を背景に,海外での移植を余儀なくされたそのお父様は「海外に行かなくても移植を受けられる社会をつくってください」と筆者の手を強く握っておっしゃった。当時,製薬企業で臓器移植患者に不可欠な薬の研究開発を行っていた筆者にとって

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  • 民法学からみた「寄付」-寄付はどのように法的に構成されるのか-
    HAYATO KOIDE

    朝日大学法学部専任講師

    小出 隼人

    HAYATO KOIDE

    民法学からみた「寄付」-寄付はどのように法的に構成されるのか-

    1.はじめに  本稿は、「寄付はどのように法的に構成されるのか」、といった問題意識の下、民法学の観点から「寄付の法的構成」に関する学説の議論状況を概観し、今後の課題について述べるものである。 近年、日本では、台風や地震等の大規模災害が多く発生しており、災害時における被災者支援等では、寄付が積極的に活用される(1)。例えば、東日本大震災では、寄付を通じて被災者を支援する人々が多くみられ、被災地の復旧

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  • フィランソロピーの過去・現在・未来
    MASAYUKI DEGUCHI

    総合研究大学院大学・国立民族学博物館名誉教授

    出口 正之

    MASAYUKI DEGUCHI

    フィランソロピーの過去・現在・未来

    1.復活した古語としての「フィランソロピー」  「フィランソロピー」という用語はギリシア語のフィル(愛する)とアントロポス(人類)を語源する単語であり、社会のための寄付等を意味している。ただし、今日のように一般的に使用されていたわけではない。この用語は、チャリティという同義の用語に長らくとってかわられていた。 もっとも狭義には助成財団の助成活動のことを指すこともある。というのも、この古めかしい用語

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