Academic Research on Donations Academic Research on Donations

寄付研究センターにより運用されている"Academic Research on Donations"は
国内における寄付研究による推進と、その発表機会の創出を行う活動の公式メディアです。

  • 広がる応援消費とその可能性
    KOSUKE MIZUKOSHI

    東京都立大学経済経営学部教授

    水越 康介

    KOSUKE MIZUKOSHI

    広がる応援消費とその可能性

    か  応援消費という言葉は、苦境の地域や業界を消費で支援することを意味し、2011年の東日本大震災を契機にして広く使われるようになった(渡辺, 2014; Stanislawski, Ohira, & Sonobe, 2015)。その後、2020年からのコロナ禍において、再び応援消費という言葉が注目されるようになる(Mizukoshi & Hidaka, 2020; 水越, 202

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  • ふるさと納税制度の最適な運営について考える
    YOSHITOMO NISHIMURA

    日本公共政策研究機構 客員研究員

    西村 慶友

    YOSHITOMO NISHIMURA

    ふるさと納税制度の最適な運営について考える

    さと納税  ふるさと納税制度が始まって14年が経過した。2008年4月に誕生した同制度は、順調に実績を伸ばし続けており、総務省の調査によると、初年度に約81億円だった実績額は、2021年には約8,302億円まで大きく成長を遂げた(総務省,2022)。2014年以降、各自治体が返礼品を充実させた結果、各種メディアがふるさと納税を取り上げるケースが増加し、実績件数、実績額ともに大きく成長するに至ってい

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  • 冷笑する社会とボランティア――「やりがい搾取」批判を越えて
    NORIHIRO NIHEI

    東京大学大学院教育学研究科 教授

    仁平 典宏

    NORIHIRO NIHEI

    冷笑する社会とボランティア――「やりがい搾取」批判を越えて

    1.意識高いね  旧統一教会に対する批判報道が続いている。問題の解明・批判は徹底的にやってほしいが、思わぬ所に副作用が出ないか心配だ。それは通常の非営利の活動まで、「うさん臭い」というイメージが強くなってしまうことである。筆者は以前、ボランティアに対するマイナスイメージのパターンを明治時代まで遡って調べたことがある。社会課題解決のために尽力するのを「偽善」と見なして冷笑するのは今のSNS時代の専売

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  • 国際比較から考える日本人の社会貢献意識
    WATARU MATSUMOTO

    関西大学総合情報学部教授

    松本 渉

    WATARU MATSUMOTO

    国際比較から考える日本人の社会貢献意識

    1.日本人の社会貢献意識は高いのか低いのか  日本人の社会貢献に関する意識を調査したものとしては,内閣府の「社会意識に関する世論調査」 における質問「あなたは,日頃,社会の一員として,何か社会のために役立ちたいと思っていますか。それとも,あまりそのようなことは考えていませんか。」がある。1974年2月以来,継続的に調査されている質問である。この質問に対して「思っている」という回答は,1974年2月

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  • 寄付とスポーツ
    〜 チャリティスポーツイベントが寄付文化の醸成に貢献するために 〜
    EBBE DAIGO

    筑波大学 体育系/ Tsukuba International Academy for Sport Studies (TIAS) 助教

    醍醐 笑部

    EBBE DAIGO

    寄付とスポーツ
    〜 チャリティスポーツイベントが寄付文化の醸成に貢献するために 〜

     ある調査の中で、チャリティイベントの主催者と話をしていたとき「スポーツイベントなんて本当はやらないほうがいいでしょ。お金集めて全額送ったほうが効率がいいし、そもそもスポーツは事故がね。リスクや手間を考えたらスポーツイベントなんてやらないほうがいい。でもそうじゃない。」と言われたことがある。この言葉を聞いたとき、五郎丸歩さん(元ラグビー日本代表)の発言「スポーツはやはり面倒な部分もあるとは思うので

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