Academic Research on Donations Academic Research on Donations

寄付研究センターにより運用されている"Academic Research on Donations"は
国内における寄付研究による推進と、その発表機会の創出を行う活動の公式メディアです。

  • 高等教育と科学研究を支える寄付
    FUMITAKE FUKUI

    鎌倉女子大学学術研究所准教授

    福井 文威

    FUMITAKE FUKUI

    高等教育と科学研究を支える寄付

    1.高等教育と科学研究を支える寄付への期待  知識基盤社会において、大学は、知の拠点として社会の発展に寄与していくことが期待され、大学の教育研究活動の活性化は国家戦略の一つにもなっている(Fukui 2021a; Geuna & Rossi 2015)。日本では大学を支える公的資金の伸びが停滞する中、高等教育政策や科学技術イノベーション政策において寄付という財源に注目が集まり、2018年の

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  • 寄付とNPOの信頼
    ―ふるさと納税制度からみる日本のフィランソロピーの行方―
    TAKAKO NAKAJIMA

    大阪商業大学 公共学部 准教授

    中嶋 貴子

    TAKAKO NAKAJIMA

    寄付とNPOの信頼
    ―ふるさと納税制度からみる日本のフィランソロピーの行方―

    1.寄付とNPOの信頼  貧困や環境破壊などをみても、社会問題の原因は複数の問題が複雑に絡み合い重層性をなしており個々の問題の解決に取り組むだけでは本質的な問題の解決に至ることは困難である。これらの問題解決に対し、近年では、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)というボーダレスなスローガンの後押しもあり、社会的課題の解決に取り組む市民社会と政府セ

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  • ファンドレイジングにおける共感メカニズム
    TOMOHIRO SEGAMI

    横浜市立大学客員研究員

    瀬上 倫弘

    TOMOHIRO SEGAMI

    ファンドレイジングにおける共感メカニズム

    1.NPOとファンドレイジング  急激な少子高齢化に伴い、世代間の希薄化、断絶と社会的課題の多様化、複雑化が著しい。一方で、社会保障の増大による財政的制約から、行政のみによる社会的課題の解決は困難となっている。こうした状況の中、NPO法人や公益法人など非営利セクターの活躍に期待が寄せられている。 非営利セクターでは、様々な課題を抱えた地域において、住民の傍に寄り添い、多様な活動形態をとって支えるこ

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  • 寄付によって生まれる恩恵と寄付者満足度について考える
    FUMITAKA WATANABE

    信州大学社会基盤研究所特任講師

    渡邉 文隆

    FUMITAKA WATANABE

    寄付によって生まれる恩恵と寄付者満足度について考える

    1.寄付が持つ「寄付者にとっての恩恵とは」  寄付は、困っている人や社会のためにすることだ。これは、寄付についてのごく普通の考え方だと思われる。寄付による見返りを期待することは道徳的に望ましくとされるばかりか、それを要求するというレベルになると、法的な問題になることもあろう。一方で、寄付という行為には、寄付者にとって何の恩恵もないかというと、そんなことはないだろう。米国はもちろん、日本においても、

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  • なぜ日本人は寄付をしないのか
    HARUYA SAKAMOTO

    関西大学法学部 教授

    坂本 治也

    HARUYA SAKAMOTO

    なぜ日本人は寄付をしないのか

    1.日本における寄付の現状  困窮者への支援、環境保護、文化芸術振興などの様々な社会課題を解決していくうえで、寄付は重要な原動力となる。いうまでもなく、寄付は被災者や難民などのニーズを必要とする人々に直接的な支援を届ける手段としてきわめて重要である。加えて、社会的ニーズに応えるために継続的に社会貢献活動を行う非営利組織を支える資金源としても、寄付はとても重要である。 しかしながら、日本では積極的に

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